平成31年2月9日、三重県志摩沖で、ジギングではこれまでラッキーヒット的存在だったビンナガ（ビンチョウ、トンボ）が沢山釣れました。この日以降、5月末までビンナガ狙いのジギングで出船し、釣果がありました。その後しばらくビンナガ狙いでは出船しておりませんでしたが、それでも7月10月11月とキハダを狙う中で釣れていました。そして12月から再びビンナガ狙いのジギングで出船し、釣果を出しています。

 この地方ではビンナガを「トンボ」と呼ぶことから、僚船の仲間でビンナガ狙いのジギングをトンボジギング、略して「トンジギ」と名付けました。

 　トンジギのタックルは、PE3号にリーダー60ポンドが目安です。キハダなどが混ざる場合は、4号や5号を使うこともあります。リーダーは長いほうが取り込み時に有利です。短いリーダーはバラシの原因にもなりますのでおすすめしません。

　ドテラ流しでの釣りとなるため、ジグは400グラムを中心に、200グラム前後から600グラムかそれ以上のジグを使います。

　ロッドは、スロー系なら4番以上を使うジグの重さによって使い分け、青物用なら最低でもブリクラスが獲れる強さのものを使います。竿を立てたファイトのできるソリッドの竿がおすすめです。シングルフットのガイドの竿を使う際は、太いリーダーを使うことによるガイド外れやフット折れに注意しましょう。